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「荒尾牡蠣」を入手!その魅力を徹底検証してみた
今回の記事では、「荒尾牡蠣(あらおかき)」をご紹介します。
「荒尾牡蠣?それ、聞いたことがない…」という方も多いかもしれません。それもそのはず、実は熊本県荒尾市で牡蠣の販売が始まったのは2024年1月から。つまり、まだ登場したばかりの新しいブランド牡蠣なのです。
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ですが、その味わいはすでに注目の的!新しい産地ならではの特徴と魅力が詰まった荒尾牡蠣、ぜひその魅力をお伝えしたいと思います。
水鳥も集まる極上の干潟!荒尾干潟で育った牡蠣
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荒尾干潟といえば、2012年7月3日にラムサール条約に登録された貴重な干潟です。しかも、その規模はなんと754ヘクタール!広大な干潟には、栄養豊富な環境を求めて多くの水鳥たちが集まります。
そんな恵まれた自然の中で育てられているのが、「シングルシード製法」による荒尾牡蠣。この育成方法の最大の特徴は、牡蠣が本来の生息環境に近い状態で成長できること。そのため、じっくりと旨みが凝縮され、濃厚な味わいが楽しめます。
実際に牡蠣鍋を作ってみた!
サイズは小ぶりでも旨み濃厚!香りの良さが際立つ荒尾牡蠣
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鍋にする前に酒で蒸す方法を試してみたのですが、その香りが本当に凄いんです!蒸している間、炊き込みご飯を炊いている時に炊飯器から漂うあの香ばしくて食欲をそそる香りが、一層強く感じられます。
鍋もオススメですが、香りを活かした炊き込みご飯や酒蒸しなどもぜひ試してみて!
材料と下準備のポイント
牡蠣は殻を丸ごと、たわしでこすりながら水で洗浄したものを使用しています。
加熱用の殻つき牡蠣を使用するので、鍋に入れる前に牡蠣を剥きます。
- 殻をむく(殻付き牡蠣の場合)
- 手袋を着用:殻付き牡蠣をむく際には、手を傷つけないように厚手の手袋を着用しましょう。
- 牡蠣ナイフを使用:牡蠣の殻を開ける専用のナイフを使い、殻の端を少しこじ開けてから、ナイフを入れて開きます。貝柱を切らないように気を付けましょう。
- 殻を開けた後:牡蠣の身が殻から外れやすいように、ナイフを使って優しく外します。
- 身を洗う
- 殻をむいた牡蠣は、海水で洗うのが理想ですが、ない場合は冷水で軽く洗って、汚れや砂を落とします。洗いすぎないように注意しましょう。
- 水分を取る
- 洗った後、キッチンペーパーで軽く水分を取ります。水分が多すぎると鍋や料理に影響が出るため、軽くふき取るだけでOKです。
- 牡蠣のヒダや汚れの取り除き
- もし牡蠣のヒダ部分に汚れがあれば、指で優しく取り除きます。丁寧に処理すると、食感や見た目がよくなります。
- 加熱前の下味(オプション)
- 牡蠣を加熱する前に、軽く塩をふると余分な水分が出て、より美味しく仕上がります。好みによっては、軽く酒をふって臭みを取ることもできます。
これで加熱用牡蠣の下準備が整いました!鍋やフライパンで調理する際に、身が縮み過ぎないように過熱しすぎないよう注意して、美味しく仕上げてください。
牡蠣鍋の材料
- 牡蠣
- もちろん、今回の主役は新鮮な牡蠣!荒尾牡蠣や他の産地のものを使用。殻をむいて、身だけを使います。
- 白菜:甘みを引き出す。
- 長ネギ:香りをプラス。
- 椎茸やしめじなどのキノコ類:食感と風味が加わります。
- 春菊や水菜:彩りとさっぱり感をプラス。
- 豆腐
- 絹ごし豆腐:滑らかな食感が牡蠣との相性抜群。
- その他の具材
- うどんや雑炊用のご飯:シメにぴったり。
オススメの鍋の素:味噌ベースの鍋の素
濃厚な味噌の風味が牡蠣とよく合い、暖かい料理としてぴったり。コクのある味付けを楽しみたい方におすすめです。
美味しく仕上げる調理手順
- 具材を加える
- 野菜、豆腐、キノコ類を鍋に加え、中火で煮ます。野菜がしんなりしてきたら、次に牡蠣を加えます。
- 牡蠣の旨みが引き出されたら完成!
- 牡蠣がしっかり火が通り、具材全体が煮込まれたら、完成です。辛さとコクのある味噌スープが牡蠣の旨味を引き立てます。
- シメを楽しむ
- 鍋のシメには、うどんやご飯を加えて雑炊にするのがおすすめ。鍋の残りのスープにうどんを入れて煮込み、最後に味を調整して完成です。
ポイント
- 辛い味噌味が好きな方は、唐辛子やコチュジャンなどでさらに辛味を加えても美味しく仕上がります。
実食レビュー!牡蠣鍋の感想
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今回いただいた牡蠣鍋、小ぶりでしたがとても良かったです。最後に残った汁で、土鍋で作る炊き込みご飯にしたらこれもなかなか良かったです。
もっと大きくなったら、ミルキーさも出てくるかも?
販売所、販売時期、イベント出店情報
時期によっては閉まっていることがあるので、来店する前に荒尾漁協直売所のサイトをチェックしてください。