12/28(土)~12/31(火)17:00~ ワンダーイルミネーション

おもやい市民花壇 – バラの園。春は6月、秋は11月末まで見頃!

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バラ満開!市民ボランティアの愛で咲く花

思わす「わぁ!」と驚く圧巻のバラの園

今回ご紹介するのは、「おもやい市民花壇」。

「おもやい」とは九州の方言で、「一緒に仲良く使う」意味で使われます。この「おもやい」と言えば、以前紹介した「おもやいタクシー」にも同じ方言が使われています。

そんな皆で仲良く使える約4000㎡の大きな花壇が、四山神社の山が見える場所にあります。ちなみに4000㎡は、コンビニの広さが約165~200㎡なので、コンビニが40戸分の広さです。

お手洗いは見当たらなかったので、バラ園に行く前に行きましょう。

市民団体「おもやい市民花壇の会」が育てました

現在(2024年5月)は工事中ですが、画面半分がバラ園は映える!

写真は、この記事の「バラ園を全体に撮りたい時はココ!」の撮影スポットで撮りました。全体を一望すると、その広さが分かります。

これをボランティアの方が、年間を通して手入れをして咲かせたと思うと、本当に感動します。けれど、一部の方は浄水センターの駐車場を使ったり、ペットのフンを片付けない、ゴミを放置するなどがあるようです。

大事に育てたバラなので、マナーを守ってバラの鑑賞を楽しみましょう。

駐車場は浄水センター前の広場を使おう

駐車場は「荒尾市浄水センター」の前に、学校の運動場並に広い広場があります。入口には看板もあるので、そこに駐車しましょう。

荒尾市浄水センターの門をくぐって右に進むとバラ園

駐車場から、緩い坂を登ると「荒尾市浄水センター」が見えてきます。最初、門をくぐるのをためらいますが、写真右側の紅白の囲いに沿って右に進むと、バラ園があります。

最初、門くぐって敷地内に入っていいか悩みました

どれを撮っても綺麗なバラの写真に

約100種類、約1900株あるので、鮮やかで色とりどりのバラが、来訪客をお出迎えしてくれます。定番の赤やピンクに白、黄色や紫など。

バラには、本数や色によって愛に関連した花言葉があります。その花言葉に合わせて、大事な人に感謝や告白などを伝えるのも、いいかも知れません。

バラ園を全体に撮りたい時はココ!

平成30年(2018年)に、荒尾海陽中学校の美術部が描いてくれました。

2018年に、荒尾海陽中学校の美術部の子が一生懸命描いてくれた、見事なバラの絵の高台が、この園の撮影スポットです。

大人の腰ぐらいの高さのフェンスなので、撮影がしやすいです。

バラ栽培の1年

この栽培方法は、地植えで四季咲きハイブリット・ティ、フロリバンダの場合です。肥料も地植え1株あたりの分量になっています。

栽培のポイント

苗の植付時期

11月~1月:大苗植付 / 5月~6月:新苗植付

鉢植え

はち植えの肥料管理では、鉢のサイズにより、地苗え1株分の1/4~1/5適度の量を株元に触れないように施します。4月~11月までは、2週間に1度、液体肥料を施します。この肥料は1000倍に希釈きしゃくして使うものが便利です。

12月:つるバラの剪定・誘引

つるバラの剪定せんてい・誘引:誘引している場合は先にひもをほどいてから、古い枝、枯れ枝などを剪定します。この枝先は、上を向いた充実した芽の先を約5mmのところで切り、その後に誘引します。

その年に接いだばかりの新苗の場合は、剪定しません。

12月中旬~1月中旬:寒肥

寒肥かんごえ:春に綺麗きれいな花を咲かせるために必要な肥料です。

  • 牛糞推肥ぎゅうふんたいひ:5~10kg
  • 骨粉こっぷん:200g
  • 油かす:200kg(発酵したもの)
  • IB化成かせい:200g(N:P:K=10:10:10)
  • 苦土石灰くどせっかい:50g~100g

1月下旬~2月上旬:冬の剪定

冬の剪定せんてい:春に綺麗な花を咲かせる重要な作業。全体の3分の2を、外芽そとめの位置で剪定します。また、細い枝は全て切り落とします。

2月下旬:追肥と敷きわら

追肥

新芽が伸びてきたら、追肥ついひが必要です。ほどこす場合は、新芽や株元に触れないようにします。芽出し用として、速効性肥料を1株あたり約50g施します。

敷きわら

乾燥を防ぎ、病気と雑草の発生を抑えます。

4月~11月:消毒

消毒は、2週間に1度の割合で薬剤散布を行います。これは先手の構えで、予防に重点を起きます。

4月下旬~5月中旬:春の一番花開花と花がら摘み

春の一番開花が始まります。

日本のこの時期は雨が降りやすいですが、雨上がりの晴れた日には、バラに水滴が真珠しんじゅのように輝きます。

青空も1番青くなるので、青空を背景に撮りたい方にはオススメの時期です。

また、母の日や父の日が重なる期間に咲くので、花言葉と合わせて感謝を伝えるに最高の観光スポットです。

カメラのポートレートを使うと、背景をぼかせます。

5月下旬~6月中旬:追肥

  • 骨粉こっぷん:100~200g
  • 油かす:50~100g(発酵したもの)
  • IB化成かせい(化学肥料・緩効性かんこうせい肥料):100g

6月中旬~下旬:二番花開花

6月中旬~下旬:追肥

  • 骨粉こっぷん:100g
  • 油かす:50g(発酵したもの)
  • IB化成かせい(化学肥料・緩効性かんこうせい肥料):50g

7月中旬~8月下旬:蕾取り

つぼみ取り:樹勢を消耗させない、花を咲かせないように蕾を取ります。

9月上旬:追肥

  • 骨粉こっぷん:100g
  • 油かす:100g(発酵したもの)
  • IB化成かせい(化学肥料・緩効性かんこうせい肥料):100g

10月中旬:秋の一番花開花と花がら摘み

11月下旬:二番花開花

おもやい市民花壇の会 ボランティアの参加方法

このバラ園を毎年育てるボランティアを募集中です。会員の方は、除草・剪定せんてい施肥せひや消毒などの作業を定期的に行っています。

見頃の春と秋に、美しく咲くバラに感動と達成感を感じられるボランティア活動です。

活動:毎週木曜日の午前中

年会費:保険代を含めて1000円

お問い合わせ:0968-57-7163 (市民環境部くらしいきいき課 地域協働係)

場所

おもやい市民花壇 薔薇園

〒864-0051 熊本県荒尾市大島町4丁目1-73

開園時間:夏季(4月~9月)6:00~18:00 / 冬季(10月~3月)7:00~17:00

入園料:無料

お問い合わせ:0968-57-7163 (市民環境部くらしいきいき課 地域協働係)

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