有明成田山大勝寺

成田山は車の交通安全祈願に歴史あり
- 荒尾市の交通事故状況
- 成田山の交通安全祈祷の受け方
成田山のイベント

成田山は車の交通安全祈願に歴史あり

荒尾市の交通事故状況

荒尾市民にとって、無くてはならない移動手段である「車」。

その車の運転で怖いのが交通事故。熊本県警察が発表している、交通事故発生状況MAPによれば、荒尾市でも軽傷が多数でも、2023年４月のMAPでも件数としては200件を超えています。

参考

熊本県警察公式：交通事故発生状況MAP

成田山の交通安全祈祷の受け方

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時間は平日8:00～16:00、土日祝は8:00～17:00。予約は不要。交通安全祈祷きとう殿前に、車を駐車します。

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堂内にある用紙に必要事項を記入し、初穂料はつほりょう（５千円/ １万円）を添えます。

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はじめに車をお祓はらいし、乗る人の体を祓います。祈祷が終わると、その場で御守札（懐中札）を受け取れます。

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受け取った御守札は、お不動様の御分霊になります。車の中で運転の邪魔にならない場所に祀まつります。

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御守札が古くなったなどした場合は、成田山でお不動様のご守護に感謝しながら納めます。

成田山のイベント

年末年始

大晦日

大晦日の24:00～夜明けまで、本堂で大晦日特別大護摩おおごま供養があります。

元旦

元旦の8:00～元旦特別大護摩供養を常時行われます。

大晦日、元旦の特別大護摩供養は、予約不要です。

荒尾の成田山に雛人形が勢揃い

雛祭ひなまつりが終わり、４月上旬に成田山の本堂に足を運びました。そうしたら、なんとも煌きらびやかな雛人形がズラリと並んで圧倒されました。

雛人形は、全部の人形を飾ると15体になります。メインのお内裏だいり様とお雛ひな様は天皇と皇后の両陛下を表し、「親王雛しんのうひな」と呼ばれます。

その他にも、親王雛の身の回りを世話する「三人官女」。能楽を演奏する「五人囃子ごにんばやし」。ガードマンの「随身ずいじん」。外出時の従者の「仕丁しちょう」がいます。

物に込めた飾る人の願い　物に感謝する和の心

雛人形は、将来の幸せな結婚ができるようにという願いや、人の厄除けとして飾るのが一般的です。成田山などでは、こうした飾る人の願いがこもった人形や物の供養もします。

現代社会では物で溢れかえり、必要か必要でないかで断捨離をします。その行為の中で、物に対する感情は薄れていないでしょうか？

昔の日本では、物にも魂が入ると言われています。現代でも、長年使った靴や仕事道具などでずっと使っていると、買い換えようと同じ製品を手にしても、何故か馴染んだ今の物の方が良かったと思う時はありませんか？もしかしたら、その現象は物に自分の魂がちょっとでも入って、かけがえのない相棒になっているのかも知れません。

そうした、魂がこもった相棒を少しでもゴミとしてではなく、大事に見送ってあげたい気持ちがある時は、成田山などで供養してもらうのもいいかも知れません。

今年の運勢は？

年始頃に訪れると出される「厄年」と「運勢」の表。混雑時には、中々見れる時間がありません。今一度確認してみませんか？

用語の解説

御護摩とは？

所願成就しょがんじょうじゅに使われる護摩祈祷ごまきとうの護摩とは、「物を焼く」という意味があります。木でできた縦長の板で出来た「護摩木」を薪まきとして、御護摩と呼ばれる炎の中に投入します。そうすることで、願い事を清めて成就することを祈願します。

御護摩の流れ

成田山でやること

１．受付

境内けいだい各所の御護摩受付所で、備え付けの用紙に必要事項を記入します。そして、御護摩料を添えて申し込みをします。

＜御護摩で出来るお願い事＞

家内安全 / 開運成就 / 商売繁昌はんじょう / 事業繁栄 / 交通安全 / 工事安全 / 厄難消除 / 工場安全 / 災難消除 / 旅行安全 / 方難消除 / 航空安全 / 学業成就 / 大漁満足 / 合格成就 / 海上安全 / 身体健全 / 必勝 / 健康長寿 / 安産 / 当病平癒とうびょうへいゆ（現在の病や怪我が回復することを祈願すること） / 御礼 / 心願成就

※ピンクのマーカーのお願いごとは、小型札になります。木札をご希望の場合は、用紙に記入します。

＜御護摩札の種類＞

縦長の木の板で出来た「木札」と、お守りの「小型札」があります。

＜御護摩料＞