12/28(土)~12/31(火)17:00~ ワンダーイルミネーション

三池炭鉱・万田坑とは

[広告]

三池炭鉱の歴史

1469年(文明元年)農夫が日本で初めて石炭を発見(伝承)
1873年(明治6年)日本は近代国家を目指す。三池炭鉱を官営炭鉱にし、石炭を採掘
1800年代~1900年代初め2つの堅坑を建造。設備や機械も充実する
1898年(明治31年)万田坑起工
1902年(明治35年)万田坑開坑
1908年(明治41年)三池港建造工事完了
大型船が入れるようになる
1926年(大正15年)
7月
小型蒸気船「末広丸」建造
三池港港務所作業船として建造。水先案内人の送迎用に使われる
1951年(昭和26年)万田坑閉坑
1960年(昭和35年)三池大争議が起きる
同年3月に新労が結成し、同年9月に解決
2015年(平成27年)
7月8日
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業の構成資産の1つとして、ユネスコ世界遺産に登録
  • 水先案内人
    • 外港に停泊中の大型貨物船の操舵室に入り、外港から渠内への航路を案内する人。元船長の人がやることが多い

三池炭の積出港「三池港」

万田坑で採掘した三池炭を積み出した港を「三池港」といいます。

晩秋~初冬にかけて三池港の航路で、有明海の大きな干満差(6mほど)の影響で多くの種類の魚もやってきました。釣れる魚はボラ・エイ(地元ではエイガンチョ)、フグ、カニ、ウナギなど。住民たちのいい釣り場にもなっていました。

炭坑と有明海での流通

有明海の干満差の大きさを利用して、大牟田川の川口まで大型船が入れた。

明治後半までは長崎県の島原や口ノ津まで石炭を運んで、詰め替えを行っていました。その後、三池港が1908年に建造工事が完了すると、大型船が直接三池港に横付けできるようになり、海上輸送が進むようになりました。

映画のロケ地にもなりました

実写映画 るろうに剣心のロケ地

2014年夏に公開された、『るろうに剣心 京都大火編』のロケ地になった万田坑。シーンは映画冒頭の、斎藤一率いる警官隊が、志々雄真実とアジトに攻め込むシーンに登場。

明治の頃から保存状態を維持した遺構に、幕末から明治初期を時代背景にした映画にとても映えます。ぜひ映画をご覧になった後に、映画のシーンで炭鉱のどの場所から撮られたか探すのも楽しいです。

三池炭鉱・万田坑の行き方

〒864-0001 熊本県荒尾市原万田200-2

公式サイト:https://www.city.arao.lg.jp/kurashi/shisetsu/mandakou/

TEL: 0968-57-9155

荒尾市公式 三池炭鉱・万田坑情報

同じ地域の情報

最新記事・更新のお知らせは公式SNSで

ABOUT US
Mr.Local荒尾市在住のサイト運営者
本業の工場勤務をしながら、休日を利用してAraoo!のサイトを運営しています。WEBの仕事をした経験と、食べ歩きや旅行が好きな性格を活かした荒尾市特化の地域情報を発信していきます。