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「Seattle’s Best Coffee」とは?
「Seattle’s Best Coffee」(略:SBC)は、1968年にアメリカのワシントン州ウィドビーアイランドで開業したシアトル系コーヒーを専門とする、喫茶店です。
日本に上陸した「スターバックス」、「タリーズ」と並び、シアトル系御三家の一角である「Seattle’s Best Coffee」さん。量の多さや、種類豊富なラテメニューと、コーヒーを一杯ずつ抽出するこだわりを持ったお店です。
シアトル系とは?
シアトル系コーヒーの特徴は、「量が多め」で「テイクアウト向き」です。また、エスプレッソをベースとした「ラテを楽しむ」ことができます。それと、寒い地域のシアトルで生まれたため、提供するコーヒの温度は高めになっています。
このシアトル系コーヒーの提供は、「スターバックスコーヒー」などのチェーン店でも提供されています。その提供店の中でも、「Seattle’s Best Coffee」さんではスムースローストという方法で、豆独自のフレーバーを引き出す工夫がされています。
豆知識: コーヒーの焙煎度の違い
焙煎度は全部で8段階あります。コーヒーの生豆は水分があるため、生豆を炒る加熱作業である焙煎をする必要があります。それにより、コーヒーの風味と味わいが出てきます。
この焙煎時間で焙煎度が変化し、全く違う味になります。煎りは大きく分けると、「浅煎り」、「中煎り」、「深煎り」となっています。この3つの煎りをさらに細かく分類しすると8段階になります。
浅煎り
「浅煎り」の特徴は、豆が薄い焦げ目がついた色で、コク・香りが弱いです。けれど、フルーティーで爽やかさがあり、北欧ではこの焙煎度が人気のようです。あまり飲む機会がありません。
- ライトロースト(極浅煎り)
- シナモンロースト(浅煎り)
- 青さが残る香りがします。酸味が強め。
中煎り
- ミディアムロースト(中浅煎り)
- アメリカンに良く使われます。軽い口当たりでまろやか、酸味が軽め。
- ハイロースト(中煎り)
- 苦味、甘味が出て、家庭用・喫茶店で使われる事が多い焙煎度。酸味、風味、甘味のバランスが1番整っています。
深煎り
ヨーロッパのイタリア、フランスで主流の焙煎度。
- シティロースト(中深煎り)
- バランスの良さと、苦味とコクがあります。
- フルシティロースト(深煎り)
- 控えめな酸味に、しっかりとした苦味とコクがあります。
- フレンチロースト(深煎り)
- 強い苦味と香りで、カフェオレにあう焙煎度。
- イタリアンロースト(極深煎り)
- 思い苦味と焦げた香りが特徴で、カプチーノやエスプレッソに使われます。
荒尾の本とカフェの癒し空間
11月某日、「Seattle’s Best Coffe」さんに訪れました。
2022年9月にシティーモールが改装。その、荒尾干潟に近い場所にあった図書館もシティーモール内に移転した際に開店しています。Mr.Localも9月から、図書館や紀伊國屋書店の本を持って、何度か足を運び、美味しい一杯をいただきました。
コーヒーと共に 軽めの洋食ランチ
「Seattle’s Best Coffe」さんのコーヒーは、注文してから厳選したコーヒー豆を使用して、バリスタで一杯ごとに抽出しています。そのため、注文してから受け取りまでに時間がかかりますが、それもゆったりとした時を感じるのも喫茶店の楽しさでもあります。カウンターで待つもよし、出来上がるまで図書館や本屋の本を読むもよし。美味しいコーヒーが出来上がるのを待ちます。
2023年4月の追加食レポ
アップルタルト ドリンクセット 770円
図書館の帰りにふらりと立ち寄り、シアトルズさんで一休み。アップルタルトのドリンクセットをいただきました。
平日の夕方だったので、お客さんも10人未満。仕事をしているのか、パソコンを開いて作業している人もいました。
甘すぎないリンゴのフレッシュさ
シアトルズさんでは、他にも何種類かケーキセットが販売されています。その中でも、メニュー表では写真付きで特にアピールされているこの「アップルタルト」。
食べると甘すぎないリンゴの酸味がある甘さが、タルトの生地に染み込んでいました。口に入れると、しっとりタルトとリンゴの食感が堪らない味でした。
2023年1月の追加食レポ
濃厚ガトーショコラ
またまた2023年に来店しました。シアトルズベストコーヒーさん。
冬はどうしてこんなにもチョコが食べたくなるんでしょうか?朝の10時頃、荒尾市の図書館に寄った帰りに、ふらっと寄ってみると美味しそうなチョコケーキ。何のチョコケーキだろうとケースを見たら、ゴロっとしたチョコブロックが入ったガトーショコラが!!いや、これは買いですよ。
相方Y氏もいたので2人分を注文。
「濃厚ガトーショコラ」(480円)を2つ。それと、Sサイズの「カプチーノ」(380円)、「ドリップコーヒー」(270円)。モーニングでの利用ので、ドリップコーヒーは10%引きでお得に買えました
ラテのカップにもこだわりが
あまり混雑していない10:00~11:00の時間帯だったのかな?5分もしないで商品を受け取れました。シアトルズさんのコーヒーはマグカップに入ってい。、紅茶やカプチーノ、ミルクなどを頼むと直径が広い「ラテカップ」で出されます。
ラテカップは、縁から底まで滑らかな曲線になっている「対流構造」。これによってエスプレッソとミルクが綺麗に混ざり合う作りになっています。口当たりが良い磁気で、泡に包まれた香りを楽しみながらゆっくりと飲めました。
また、ガトーショコラは甘さがそれほどありません。感覚で言うと、生チョコよりは甘くない感じです。それでいて、カカオの味の方が強い印象があります。フォークを入れたら、フワッという感じはなく固め。ゴロっとしたチョコブロックは、生地よりも若干固め。食べ勧めた時の変化にちょうど良かったです。
ガトーショコラは舌に残るような主張しすぎないタイプでした。なので、シアトルズさんが売りにしている主役のコーヒーの味を邪魔しないのが好印象でした。
食レポ 2022年11月記入
パスタ
「Seattle’s Best Coffe」さんのメニューは季節ごとに変わるので、ずっとこのメニューではないですが。今回Mr.Localと愉快な仲間たち(笑)で食べたのは「とろ~りたまごナポリタン」と「ほうれん草とベーコンのクリームパスタ」です。
支払いは、荒尾市が提供する地域振興券の電子マネー版であるAraoPayの全店券を使用しました。AraoPayで使用できる金額が、支払う金額に足りていなかったけど、AraoPayの残金を先に払って残りを現金にすることも出来ました。いや~、お得にいただけました。
パスタはとても美味しかったです。
クリームパスタ
クリームパスタの方は、ほうれん草とベーコンとパスタに、ブラックペッパーをかけたシンプルな料理でした。ベーコンからは、強すぎないしょっぱさがあり、微かなほうれん草の苦味が程よい味わい。クリームパスタは、クリームを味わうパスタなので、作っている時に味が染み出たり、味の強調が強い食材を使うとクリームの味を損ないます。それは、食材をたくさん使いすぎるのも同じ。そのため、クリームパスタに使う食材の量はこれぐらいがちょうどいい印象を持ちました。
ナポリタン
とろ~りナポリタンは、写真では無くなってますが、ナポリタンの上に卵の黄身が乗ってました。イメージ的には、昭和ナポリタンな印象がある作り。他の食材はハムとピーマンとウィンナー。銀皿に乗った感じがまたいいですね。こちらは相方が食べたので、味の詳細はお伝えできませんが、濃い目のナポリタンソースに、黄身にフォークを入れてトロッとさせてるのを見るのは食欲を刺激する光景です。ぜひ次回はこちらも食べてみたいです。
デザートは季節によって、入れ替わりがあるようです。ここで紹介しているデザートも、時期によっては販売していない可能性がありますので、店頭でご確認ください。
店舗情報
近場の施設とお店
フタ付きの飲み物なら持ち込み可!荒尾市立図書館。
「Seattle’s Best Coffe」さんから、近い場所の情報も掲載中。