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オシャレな店構え 創作菓子のお店
九州最大級の遊園地「グリーンランド」から、車で３分、徒歩15分ほどの距離。店名にある「欧風」のイメージを表現した、ヨーロッパを思わせる店構え。
そんなオシャレなお店が、荒尾市の緑が丘にあります。それが「欧風創作菓子カプルス」さん（以下、「カプルス」）。
食レポ 2023年7月記入
今回の２回に分けて来店と購入をしました。少し前の1回目に、商品の写真を掲載する許可取りをし忘れてしまい、7月の掲載になりました。
なので、今回は紹介するグルメも多数です。たっぷり食欲刺激してきます。
ショート×2、カヌレ×2、シュークリーム×２ 1770円
1回目の購入は、洋菓子の王道系を購入しました。綺麗に赤く熟れたいちごが乗った「ショートケーキ」。レビューで人気の「シュークリーム」。そして「カヌレ」です。
箱を開けた時、ふわっと鼻に届いた匂いがシュークリームの生地の香り。そして微かに甘酸っぱい、新鮮な苺の香り。購入したのが閉店時間が近い夕方だったのですが、家に帰って開けた時に香りから始まるスイーツの歓迎が嬉しいです。
それだけ、食べる前からこの洋菓子たちが丁寧に作られたことを感じられます。
ショートケーキ
白いクリームと、艶のある赤い苺、横から見える優しい黄色のスポンジ。
どの店もこの3色のシンプルな見た目をしていますが、その味はそのお店の技術とケーキに対する表現が詰まっています。
カプルスさんのショートケーキは、まさに集大成。
全体的に甘すぎない味で仕上げたショートケーキは、しっとりとした生クリームでコーティング。苺は500円玉に近い大きさで、どんと構えています。苺は本当に新鮮で、ちょうど甘くなる頃合に熟して甘酸っぱくなっています。
スポンジにパサパサ感はなく、ふわっとしてます。フォークで切る時の弾力はなく、切った後に潰れた感じはあまりありません。そして、そのスポンジの間にあるクリームと苺。この苺はスライスしたものを使用し、生の果実が持つ瑞々しさがあります。そして、舌が感じる甘さをリセットする役割を果たす、陰の主役になっていました。
シュークリーム
カプルスさんで華やかなケーキたちと並び、人気が高い「シュークリーム」。
オシャレに粉砂糖を振りかけられた、ゴツゴツとした生地をかぶったシュークリーム。けれど、食べてみるとその生地は鼻にふわっと香りを届けて、舌に乗ると味わい深さを感じます。
たっぷりのカスタードクリーム 時折見えるバニラビーンズ
生地の帽子を外してみると、生地いっぱいのカスタードクリームが顔を見せます。そしてよく見ると、バニラビーンズの黒い粒も。このバニラビーンズで、微かなチェリーなどを思わす独特の風味をカスタードに足してくれています。
カヌレ
ラム酒を効かせた焼き菓子の「カヌレ」です。
こちらは、ラム酒がサトウキビから造られる蒸留酒のため、砂糖の甘さはあるもののウォッカに近い苦味があります。なので、お子さんやチョコレートボンボンなどのお酒が入ったお菓子を好まない人は苦手かも知れません。
カヌレはそのままでも食べられますが、より美味しく食べるにはトースターで軽くカリカリにするのがオススメ。2023年に徐々に人気が出ている「リベイク」ができます。
また、カヌレはプラストッピングをするのも楽しいお菓子です。生クリームとフルーツをつけたり、暖かくしたカヌレをアイスと一緒に食べるのも相性がいいです。自分の好みの食べ方を探すのもいいかも。
飲み物はミルクティーや、カフェラテ、ワインが合います。
チョコケーキとレアチーズケーキ 800円
2回目は「チョコケーキ」と、「レアチーズケーキ」。チョコケーキは、商品名があったと思いますが、商品名を忘れてしまったので「チョコケーキ」にしています。
チョコケーキ（多分、他の名前がある）
商品名を忘れたので、仮称として「チョコケーキ」としてます。
こちらのチョコケーキは、カプルスさんのケーキの中では、比較的甘いほうです。けれど、くどいほど甘い感じはしませんでした。ミルクチョコレート寄りか、ビターチョコレート寄りかと言えば、3：6ほどの割合です。
カカオ感の苦味はまろやかに仕上がり、親しみ易いチョコケーキになっていました。
レアチーズケーキ
食べていて、これはワインが合いそうと思った「レアチーズケーキ」。先に紹介した「カヌレ」もワインが合いますが、このレアチーズケーキも合いそうです。
レアチーズの味がこれでもかというほど、濃く感じます。その濃さを適度にリセットする役割もする、豪華さを演出するベリー達。苺やさくらんぼ、ブルーベリーの艶やかさで、ケーキが一層華やかになっています。
ベリーの味はどれも冷凍とは違う、新鮮さを持っていて、噛めば甘酸っぱい果汁が出てきます。下のビスケット生地は、微かなバターの味があります。その味に含まれる、ちょっとした塩気もレアチーズにあっていました。
カプルスの洋菓子をワインと一緒にいかがですか？
カプルスさんのケーキや他の洋菓子は、ケーキに乗っている果物も甘酸っぱく、フレッシュで瑞々しいのも特徴。また、ちょっとした自分へのご褒美や、プチロイヤルな時間を誰かと過ごしたい。そんな大人の休息時間に添える甘い物として、カプルスさんの洋菓子はオススメ。
さらに大人向けでワインが合う物が多数あります。チーズケーキや、フルーツがたくさん乗ったタルトなどのケーキは「白ワイン」。チョコケーキは「赤ワイン」。ケーキの王道、ショートケーキやシュークリームは「スパークリング」が合います。
「荒尾のお酒の販売店と居酒屋」に記載の、荒尾市の酒屋「SANTE wine museum」さんは日本酒だけでなく、ワインもあります。良かったら、チェックしてみてください。
