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自然に囲まれた廃校カフェの魅力
今回ご紹介するのは、廃校をカフェとして再利用し、開業した「AnAn」さん。ここは、2008年に閉校した「荒尾第五中学校」を改装した独特の雰囲気が魅力。
お店は、DIY経験0の23歳の方が挑戦して始めました。その熱意に、地元荒尾市だけでなく、熊本県など多くの方から注目を集めました。
訪れた人たちは、一様に「懐かしさと新しさを感じる」と評価されています。校庭の緑に囲まれた静かな環境で、心地よいひとときを過ごすことができます。
さらに、廃校カフェは単なるカフェとしての機能だけでなく、地域振興の一翼を担っており、これにより地域の活性化が図られています。また、こうしたカフェでは地元住民が集まる場所としての役割も果たしており、地域コミュニティの絆を強化する機会を提供しています。
思い出の机をテーブルに – 昔ながらの教室で食事
AnAnさんの店内は、懐かしいと新しいを融合した作りになっています。特に、奥側には教室で使った机をテーブルとして使っています。
他にも、実際に学校で使った物が綺麗な状態になって、カフェで活かされています。
価格は定食1500円~、デザート500円~(2024年8月時点)
定食は1500円~2000円ほど。デザートは500円~1500円あれば、ほとんどのメニューが注文できます。単品はそばやキッズメニュー、揚げパンなどが、1000円以内で食べられます。
支払いはクレジットなど、キャッシュレス対応もしています。
定食の釜飯は、五目になっているものや、お客さんがテーブルでお団子を焼いて食べる「網焼き団子セット」もあり、どのメニューも、お客さんが楽しく美味しくいただけるような工夫がされています。
食レポ 2024年8月
若鶏の唐揚げ定食
唐揚げ好きなので、いつもどの店でも頼みます。お子さんも大好きな子も多い定番、肉汁ジュワーな唐揚げが、釜を従えて登場です。
釜で炊いたご飯は、テーブルに着いてから5分の蒸しタイムが必要。そのため、他のサラダや副菜をつまみながら、ご飯を待ちます。
まずはサラダを食べて、血糖値上昇の予防をします。次に食べる副菜は、この時は山菜を使った煮物。それと、出汁で煮込んだホタテが出ました。こちらは家庭的な味があって良かったです。だいたい、サラダと副菜をゆっくり食べていたら、ご飯が蒸しあがります。
釜の蓋を開けて、いいお米の香りを感じながらメインに突入。
一口大カットの鶏肉を、醤油ベースに揚げた唐揚げです。さらに、衣はザクザク感が楽しめる「厚衣」タイプ。釜のご飯が、お茶碗2.5杯分あるので、肉×ご飯を交互に食べるのが好きな人には嬉しい量になっていました。
海鮮五目釜飯御膳
海鮮五目は、ホタテや小エビなどが入っています。
副菜も、唐揚げよりも多めで、3種の漬物に、2つ付いてきます。さらに、海老と野菜の天ぷら、茶碗蒸しも付いてきます。
五目の釜飯は、白ご飯よりもお焦げが多めで、香ばしさもありました。