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荒尾梨の歴史
昭和初期(1926~1945年 ※「昭和初期」の期間は諸説あります)頃、梨の栽培が荒尾市で盛んになりました。梨の栽培農家は約130戸、生産高は約3,000tにもなります。
様々な品種があり、『荒尾ジャンボ梨』の名称で知られる『新高(にいたか)』は全国有数の栽培面積を誇り、全国で認知されるようになりました。荒尾では新高の品種以外にも、「幸水(こうすい)」、「秋麗(しゅうれい)」、「豊水」、「あきづき」があります。
新高(にいたか)の特徴
「荒尾ジャンボ梨」の名称で知られる荒尾梨は、梨の品種。直径約12cm、500g以上にもなる大玉の赤梨。肉質はジューシーで風味が豊かで、比較的日持ちがいいのが特徴です。糖度は平均13度で、贈答用にも人気があります。
旬
日本梨の旬は8~9月なのに対し、新高の旬は、9月~11月。
選び方
皮が透き通った感じで、やや青みがかって大きいものがいいです。
保存方法
ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れます。
カロリー
1人分60gで23kcal
荒尾梨を使ったジュースやカレーを販売中
梨狩り体験 新高なども!
本田観光梨園
本田観光梨園さんの魅力
お取り寄せ不可!来園販売のみの希少梨
梨好きの聖地。家族経営、観光農園へのこだわりのため、来園しないと食べれない希少梨が多数あります。東京に出せば、相当な人気が出ると噂される、とても美味しい梨を販売しています。販売方法は「量り売り」で、新高(荒尾ジャンボ梨)自体が1つ直径12cmで約500gはするので少々高くなります。
ここで販売されている梨スムージーは人気の一品。
鶴田農園
鶴田農園さんの魅力
化学肥料、除草剤不使用の果物
30年以上化学肥料、除草剤不使用の栽培で、有機肥料をつかって育てた梨やぶどうなどはとても甘いです。インスタも行っており、加工用ぶどうのお知らせなどをすると即完売する人気ぶり!
ワケありなども格安で販売することもあり、健康にもお財布にも優しい果物を取り扱っています。
梨のオススメの食べ方
シャキっとした歯ごたえで、水々しい味の梨。梨にはタンパク質分解酵素が含まれています。そのため、肉料理・魚料理を食べた後のデザートにぴったり。胃腸の消化を助けて、口の中の脂っこさが消えて、さっぱりします。
焼肉などに、相性抜群のミントを添えた梨のアイスは、食後のデザートにオススメです。
たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)とは?
主な効能
喉の痛みの緩和、気管支炎の改善(すべての気管支炎に効果はなし)、むくみの改善、疲労回復、食欲増進
梨を使った料理
材料 4人分
梨 1個 / 砂糖 90g / レモン汁 大さじ 1
梨を4等分に切って芯を抜いて、皮をむきます。半分にカットしたら、1個は残して、もう1個はすりおろします。
鍋に全部の材料を入れて混ぜたら、中火で加熱。沸騰したら弱火。
木べらでずっと混ぜながら温めて、とろみが出たらOK。火からおろして、保存容器に入れて冷やします。
梨の品質を守る取り組み
9月下旬 梨の品評会開催
荒尾市では、毎年9月下旬になると梨の品評会を開催しています。約90軒ほどの農家さんが集結し、自慢の甘さ、硬さ、見た目などを総合的に審査されます。
また、品評会と一緒に梨の即売会も開催され、多くの人で賑わいます。